「お力添え」の意味は?ビジネスでの使い方や類語・例文を調査!

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自分に力を貸してもらう時によく耳にする言葉に「お力添え」という表現方法があります。

主にビジネスシーンなどでよく活用する言葉ですが、中には間違った使い方をしている人もいます。どんな場面でどんな意味合いのある言葉なのかしっかり覚えておきましょう。

そんな本日は「お力添え」の意味とビジネスシーンでの使い方、類語、例文を詳しくご紹介したいと思います。

「お力添え」の意味は?

まず始めに「お力添え」の意味を見ていきましょう。

「お力添え」という言葉は「おちからぞえ」と読む複合的な名詞です。

「力添え」に和語の名詞を丁寧に修飾する「お」という接頭語をつけたものです。

「力添え」の「力」という漢字は象形文字で、元来は「力強い腕」を示した形から来ているとされます。

また「添え」の「添」は、「流れる水」を表すさんずいと、人の頭の形を強調した「夭」、そして心臓を表す「心」から成り立っています。

これは、人が「天に対して心を寄り添わせる」さまを示しているとされ、ここから「主となるもののそばにつける、添わせる」といった意味になりました。

ちなみに同じ発音で「沿う」という言葉もありますが、これは「長く続いているものにくっついている」といった状態を一般には表します。

「線路に沿って歩く」といった用例です。

一方「添う」は「ピッタリとくっついて離れない」さまに重点が置かれており、「お力添え」のほか、「添い遂げる」「寄り添う」などの言葉では「添」が使われます。

このように「力添え」は、文字通りには「強い力をピッタリとそばにつける」といった意味になり、つまりは「他人の仕事や行為を手助けすること、力を貸すこと」といった意味合いを示します。

これを丁寧に述べたものが「お力添え」であり、主には相手の行為について敬意を込めて言う表現です。

なお「力添え」は後に「する」「いただく」を付けて動詞として用いることもあります。

「力添え」、とりわけ「お力添え」と丁寧な形にした場合は、後ほどご紹介する類語と比べても柔らかく、相手を敬いながら丁重に、自分を助けてもらうその行動のことを言い表す言葉だといえます。

このためビジネスシーンでは非常に頻繁に使われるフレーズの一つともいえます。 

ビジネスシーンで「お力添え」を使う場合の注意点は?

次にビジネスシーンで「お力添え」を使う場合の注意点について見ていきましょう。

ビジネスの場で「お力添え」を使う場合は、その言葉の意味からも、相手に対して自分を手助けしてもらいたいときや、あるいは物事が終わった後に、支援していただいたことを感謝する場合に、丁重に依頼やお礼を述べる際に用います。

平たく言えばいわば「手伝う」「助けてくれ」ということですが、その非常に丁寧な言い方が「お力添え」ですので、主には目上の方、上司や先輩、社外の顧客や取引先といった敬うべき相手に対して使うことが通例です。

逆を言えば、同じ職場の同僚や友人、家族などに対して、「ちょっと手を貸して」などと頼む際には「お力添え」は大げさであり、使うのは馴染まないといえるでしょう。

また相手への依頼やお礼のほか、自分の行為や意思を示す際にも「お力添え」を使うことができます。

例えば「微力ですがこれからもお力添えさせていただきます」といった言い方です。

「お力添え」の類語と例文を教えて?

最後に「お力添え」の類語と例文をご紹介します。

「お力添え」の類語には次のようなものがあります。

類語

  • 援助
  • 手助け
  • ヘルプ
  • サポート
  • 助力
  • 支援
  • 協力
  • 後援
  • 助太刀
  • 加勢
  • 救済
  • 助成

などがあります。

なお「お力添え」のように丁寧な表現をとる場合の類語としては「お引き立て」や、上記の各名詞に丁寧な接頭語「ご」を冠して「ご支援」「ご助力」「ご協力」などとなります。

例文

「お力添え」という言葉をビジネスシーンなどで使う場合は、前述のように大きく①相手に依頼する②相手にお礼を言う―の二種類があるといえます。

それぞれのパターンでの例文を挙げてみましょう。

①相手に依頼する

  • 今後とも何とぞお力添えのほどをお願い申し上げます。
  • どうか○○様のお力添えをぜひいただけないでしょうか。
  • 引き続きお力添えを賜れば幸いです。

②相手にお礼を言う

  • 日頃より皆様には多大なお力添えを賜り、感謝申し上げます。
  • ○○様のお力添えなくしては、今回の成功はなしえませんでした。
  • 先日は多大なお力添えをいただき、誠にありがとうございました。

まとめ

どうでしたでしょうか。

「お力添え」の意味とビジネスシーンでの使い方、類語、例文を詳しく解説しました。

ビジネスシーンで使う場合は相手に依頼する場合と相手にお礼を言う場合のふたつのパターンがあるということを覚えておきましょう。

非常に丁寧な表現方法なので目上の方や上司、お世話になっている方に対して使う言葉ですね。

正しい意味と使い方を知って間違いのないように活用してください。